果樹栽培TOP ≫ 水で増える用土を使ってみた
先日100円ショップの園芸コーナーで、水で増える用土を買ってみました。
あるのは知っていたのですが、使ってみるのは初めてです。
この増える用土は、ココナッツヤシの繊維を圧縮して固めたもので、ココピートと同じ性質のものです。
(2013年5月28日)
購入したのは、直径10cm、厚みが2cmの円形のブロックが6個入ったもので、
1個あたり1.7リットルの土として利用できると書いてありました。
単純計算で約10倍に増えるという訳ですね。
水で増える用土を大きめな受け皿に置いて水をかけてみます。
0.8リットルの水を入れると書いてありました。
但し書きには植木鉢に入れて水を入れるとありましたが、よく見えるように受け皿で試してみます。
水を入れるとすぐに茶色い細か粒子状のものが広がりました。
水を入れてから3分後です。みるみる大きくなりました。
水を吸って膨張しているのが目でわかります。
水を入れて5分もすると大きくなりすぎて崩れそうです。
上からも少し水をかけてみました。
但し書きには15分から20分後となっていましたが、10分経つとほどんど変化がなくなりましたので
崩して水を切ってかき混ぜました。ヤシの繊維や皮が粉砕されたようなものがたくさん入っています。
これに土を2割ほど混ぜて、先月グミの木の挿し木を鉢に移したものをこの用土を使って植え替えてみました。
挿し木の苗はしっかりと落ち着く感じです。水を与えると繊維質なので排水性はとても良いようです。
最後にpHを測ってみました。混ぜた土はpH調整はしていませんが、pH6.8ぐらいですので中性という事です。