果樹栽培TOP ≫ 金柑(キンカン)の育て方・栽培方法 ≫ キンカンを植木鉢で育てる
キンカンは手間いらずなので日当たりと風通しを良くしておき、水も与えすぎないようにすれば鉢植えでも問題なく栽培できます。
但し、マイナス5度以下になると栽培は厳しいので、東北北部から北海道などでは外では気温が下がるので温室や日当たりがよい窓際などでないと栽培は難しいかもしれません。
(2012年3月12日)
キンカンも簡単に栽培できるので鉢植えでやってみようと思い、インターネットで苗木を購入しました。
高さは60cmぐらいあり、1月に購入したのですが、黄色い果実もついているものが届きました。
キンカンは常緑樹ですので冬でも葉は緑色そのままなのです。それに果実は秋から冬にかけて黄色く色づくので購入した1月は収穫期ですので果実がなっていました。
キンカンは冬に収穫できる数少ない果樹です。でも背丈が60cmでもちゃんと実がなっているのを見るだけで楽しいですね。
購入価格は送料込みで1600円です。ビニールポットで届きましたので8号鉢に移し換えました。
写真は届いてから2ヶ月以上経った3月12日のものです。届いた1月の頃と変わらずに実がなっています。
この状態はいつまで続くのかやってみたいところですが、少ししぼんできている果実もあるのでそのうち収穫しようと思っています。
(2012年3月27日)
あれから2週間以上経過して収穫してみました。キンカンの果実は15個ほどなっていたのですが、しぼんでしまったのは捨てました。
残っているものもしぼみかけています。1個食べてみましたがちゃんとキンカンの味でした。(あたりまえですね)
キンカンの収穫は1月〜2月がよいのですが、苗木が届いた1月12日の時点で収穫しておけば、もっとみずみずしい果実が取れたと思うのですが、
小さい苗木にキンカンがなっているのを見たら収穫できなくなってしまい、そのままの状態で置いておいた次第です。
次の収穫が楽しみです。
写真は収穫後のキンカンの苗木です。暖かくなってくると新しい枝が伸びてくると思います。
ここは関東で冬の外でも氷点下にはめったにならないので外に置いておいたのですが、葉がかれる事もなくグリーンの状態です。
(2012年5月19日)
5月に入ってからやっとキンカンの新芽が出てきました。5月19日の新芽の状態です。この苗木の枝の先は剪定してあるのですが、
新芽はその剪定してある枝の先端付近から出てきました。
(2012年7月26日)
7月20日ごろから白い小さな花のつぼみが出ていましたが、今日キンカンの花が咲きました。細長い5〜6枚の花びらがあり、真ん中に黄色い雌しべがあります。
よく見ると葉の付け根から1cmぐらいの花の枝のようなものが1〜2本伸びていて、その先に花がいています。
(2012年8月29日)
キンカンの花が咲いて一ヶ月が経って、キンカンはグリーンの実をつけました。
花がいっぱい咲いた枝の先のほうによい実がついています。写真の実は直径5〜7mmぐらいのものです。
数えてみたら全体で12個確認できました。苗を買った時点で12個実がなっていたのでそれよりも少ないですね。
前に7月26日に花が咲いたという報告をしましたが、その花が散ってしまった2週間後ぐらいにまた花が咲きました。
遅れて咲いた花の部分にはまだ実が確認できませんでしたのでこれから実がつくと思われますので最終的にはもう少し増えると思います。
‖ 次へ→
1.キンカンを植木鉢で育てる
2.キンカンを植木鉢で育てる(2ページ目)